2026年9月11日(金)よる10時に放送された『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)は「書店サバイバル ~売れない時代に本を売る~」。ここに登場したのが、丸善ジュンク堂書店の代表取締役社長 西川仁(にしかわ ひとし)さんです。「番組で名前を見たけれど、どんな人なんだろう?」と思った方も多いのではないでしょうか。
西川さんは、1989年に丸善へ入社し、新店の立ち上げと店長職を重ねてきた「売り場出身」の社長です。番組サイトでは「今、変わらなければ、衰退していくだけ――」という危機感とともに紹介されています。
この記事では、次の3点がわかります。
- 西川仁さんのプロフィールと学歴(大学)
- 丸善入社から社長就任までの経歴と、丸善ジュンク堂書店という会社
- 『ガイアの夜明け』の放送日時と、番組で語られる「サバイバル戦略」
会社の公式サイト・業界紙(新文化/The Bunka News)・本人が答えたインタビューに載っている情報だけを使ってまとめています。
※「西川仁」は同姓同名の方が複数います。自然言語処理を専門とする研究者の西川仁(Hitoshi Nishikawa)氏など、別人の情報も検索に出てきます。この記事は丸善ジュンク堂書店の社長である西川仁さんについての記事です。

西川仁(丸善ジュンク堂書店社長)とは?プロフィール
| 名前 | 西川 仁(にしかわ ひとし) |
|---|---|
| 生まれ | 1966年・大阪府 |
| 学歴 | 立命館大学 卒業 |
| 職業 | 株式会社丸善ジュンク堂書店 代表取締役社長 |
| 入社 | 1989年 丸善株式会社 |
| 社長就任 | 2024年4月 |
| 出演番組 | 『ガイアの夜明け』2026年9月11日(金)よる10時〜(テレビ東京系) |
年齢について補足します。業界紙『新文化』の2025年1月9日号(新春インタビュー)では58歳と紹介されており、1966年生まれという情報と合わせると、放送日である2026年9月11日時点では59歳か60歳ということになります。生年月日そのもの(月日)は公表されていないため、この記事では「1966年生まれ」までにとどめます。
西川仁の大学は?学歴について
西川さんの学歴は、経営者データベース『社長名鑑』の特集記事に「1966年大阪府生まれ。立命館大学卒業」と記載されています。
一方で、学部・出身高校・出身中学については、公式サイトにも業界紙にも記載を確認できませんでした。「西川仁 東大」といった検索候補が出てくることがありますが、これは前述の同姓同名の研究者に関するものと考えられ、丸善ジュンク堂書店の西川さんの学歴として裏づけられる情報ではありません。
西川仁の経歴|丸善入社から店長職を重ねて社長へ
西川さんは1989年に丸善株式会社に入社しています。その後の歩みは、『社長名鑑』の特集記事によると次のとおりです。
- 新店の立ち上げ — 京都河原町店、天満橋松坂屋店を含む計3店舗の新規出店に携わる
- 店長職 — 日本橋店、丸の内本店の店長を歴任
- 営業企画室 室長
- ジュンク堂書店との合併後 — 池袋本店・福岡店・京都本店の店長を歴任
- 執行役員 西日本営業部 部長
- 取締役 営業本部 副本部長
- 常務取締役
- 2024年4月 代表取締役社長に就任
目立つのは、本社の企画職だけでなく、丸善とジュンク堂の両方の看板で店長を務めていることです。丸善の日本橋店・丸の内本店、ジュンク堂の池袋本店・福岡店・京都本店といえば、いずれも各エリアを代表する大型店。合併した2つの書店ブランドの現場を、どちらも中から知っている経営者ということになります。
役員になってからの動き
業界紙の人事記事で、直近の昇任の日付も確認できます。
- 2023年4月27日 — 取締役会の決議により、取締役営業本部副本部長から常務取締役(営業本部、経営企画部担当)に昇任(新文化オンライン 2023年5月9日)
- 2024年4月25日 — 定時株主総会ならびに取締役会で代表取締役社長に新任。同じ人事で橋本博文氏が取締役会長に、山口竜男執行役員が取締役に昇任(The Bunka News 2024年5月16日)
西川仁が率いる丸善ジュンク堂書店とは
丸善ジュンク堂書店は、「丸善」と「ジュンク堂書店」という2つの看板を運営する書店チェーンです。
| 会社名 | 株式会社丸善ジュンク堂書店 |
|---|---|
| 設立 | 2010年8月2日 |
| 本社 | 東京都中央区新川1-28-23 東京ダイヤビルディング5号館9階 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 売上高 | 661.9億円 |
| 親会社 | 丸善CHIホールディングス株式会社 |
| 事業内容 | 各種出版物の販売/文房具類の販売/各種教材用品の販売/各種楽器類の販売/百貨の陳列販売 |
会社の成り立ちは少し入り組んでいます。Wikipediaの記載によると、2010年8月2日に丸善株式会社から店舗事業部門が分社化されて「丸善書店株式会社」が設立され、2011年に丸善書店とジュンク堂書店がCHIグループへ。2015年2月1日に丸善書店がジュンク堂書店を吸収合併し、現在の「株式会社丸善ジュンク堂書店」に商号変更しています。現在は大日本印刷の子会社である丸善CHIホールディングスの完全子会社です。
店舗数については、雑誌『GOETHE』の対談記事(2026年5月21日公開)で国内114店舗・海外2店舗と紹介されています。
西川仁の経営戦略|「本を売るだけ」からの転換
西川さんが何をやろうとしている社長なのかは、公開されているインタビューにはっきり出ています。
『社長名鑑』の特集記事で西川さんは、「ただ本を仕入れて売上を立てるだけのモデルでは、もはや求められる収益を確保できない」と述べ、「製造小売」「サービス小売」への転換を進めていると語っています。掲げているのは「デジタル」「グローバル」「IP活用」の3本柱です。
『GOETHE』の対談では、より具体的な話が出てきます。
- 課題認識 — 「オンラインで本を購入するならAmazonが一番強い。リアル店舗を充実させる必要がある」「本の値段は決められており、他店と差がつきにくい」
- 経営目標 — 2024年の社長就任時に「5年で営業利益を4倍にする」というミッションを課された
- IP活用の実例 — 自社IP企画「ノクターンブックマーカー」、丸善京都本店の「檸檬ガチャ」、児童書キャラクターのIPを使ったグッズの企画制作と書籍との併売
本の価格は再販制度で決まっていて値引き競争ができない。だからこそ「本を買う前と読んだ後の体験」で差をつける、という発想です。
海外展開のマイルストーン店舗
番組予告にある「海外進出」については、会社の公式お知らせで実際の店舗を確認できます。2025年3月20日、台湾に「淳久堂書店 ららぽーと台北南港店」がオープンしました。
- 売場面積は約135坪(書籍・コミック約55坪、文具・雑貨約27坪)
- 絵本専門空間「EHONS」の海外初出店(国内は丸の内・池袋・吉祥寺・梅田・阿倍野・広島・博多・静岡の8店舗)
- 「SHONEN JUMP SHOP」約18坪、キャラクターグッズ「Chara Colle Tokyo」約20坪を併設
会社はこの店を「海外戦略のマイルストーン店舗」と位置づけ、「今後も海外での出店を積極的に進めて参ります」としています。
西川仁について公表されていないこと
調べたうえで、確認できなかったことも書いておきます。
- 生年月日(月日) — 「1966年生まれ」までで、月日は公表されていません
- 大学の学部・出身高校・出身中学 — 「立命館大学卒業」までで、それ以上の記載を確認できませんでした
- 結婚・家族構成 — ご本人が公表している情報を確認できなかったため、この記事では扱いません
- 顔写真の掲載 — 本記事では肖像権に配慮し、人物写真は掲載していません
西川仁が出演した『ガイアの夜明け』の放送日時と内容
| 番組名 | 日経スペシャル ガイアの夜明け「書店サバイバル ~売れない時代に本を売る~」 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年9月11日(金)よる10時00分〜10時54分 |
| 放送局 | テレビ東京系 |
| 案内人 | 長谷川博己 |
| ナレーター | 田中哲司 |
| テーマ曲 | 「永久の記憶」新井誠志 |
番組公式サイトの予告によると、今回のテーマは書店の減少です。2003年に2万店以上あった書店は、2025年度末に9993店となり、ついに1万の大台を割り込んだこと、全国の約28%の自治体ではすでに書店が一つもないことが背景として紹介されています。
そのうえで、業界大手の丸善ジュンク堂で2024年に就任した西川仁社長が、売り場改革・IP戦略・海外進出とあらゆる手を打ちながら新事業を開拓し、生き残りを模索する姿に密着する、という内容でした。
【放送後追記】2026年9月11日の放送は予定どおり行われました
放送後、テレビ東京の番組公式サイトにこの回のバックナンバーページが公開されました。放送日・放送時間の変更はなく、2026年9月11日(金)よる10時から予定どおり放送されています。回のタイトルも「書店サバイバル ~売れない時代に本を売る~」のままでした。
公式サイトに掲載された内容から、放送前の予告には無かった具体的な取り組みを追記します。
- RFIDタグによる売上データの活用 — 書籍1冊ごとにRFIDタグを挟み込んで売上データを収集・管理し、売り場づくりに生かす取り組みが紹介されました。映画原作コミックを入口の平積みに置いた場合と従来のコーナーに置いた場合で売れ行きがどう変わるかを検証する場面もありました
- IP戦略と海外 — フランス・パリで開かれる「ジャパンエキスポ」への参加と、昭和の名作漫画を掘り起こしてジュンク堂オリジナルのキャラクターグッズを制作・販売する取り組み
- 店舗を体験の場にするイベント — 2026年8月にジュンク堂書店 那覇店で行われたオールナイトイベント
- 数値目標 — 中期経営計画では2029年1月期までに営業利益を3倍とし、社内目標は4倍と紹介されました。記事本文で触れた『GOETHE』の「5年で営業利益を4倍」という西川さんの発言と方向性が一致しています
競合として三省堂書店の動きにも触れられていました。
※この追記はテレビ東京の番組公式サイトに掲載された情報にもとづくもので、番組を実見して書き起こしたものではありません。スタジオでのやり取りや、西川さん個人の番組内での発言については、2026年9月12日時点で公式に確認できる情報がないため扱っていません。
まとめ
- 西川仁さんは株式会社丸善ジュンク堂書店の代表取締役社長。1966年・大阪府生まれで、立命館大学を卒業後、1989年に丸善へ入社
- 京都河原町店など3店舗の新店立ち上げに携わり、丸善の日本橋店・丸の内本店、ジュンク堂の池袋本店・福岡店・京都本店の店長を歴任した売り場出身の経営者。2023年に常務取締役、2024年4月に社長就任
- 「本を仕入れて売るだけでは収益が確保できない」として「デジタル」「グローバル」「IP活用」の3本柱を掲げ、5年で営業利益4倍という目標に挑んでいる
『ガイアの夜明け』は2026年9月11日(金)よる10時に放送されました。書店が1万店を割った時代の「サバイバル戦略」は、テレ東BIZの見逃し配信でも確認できます。
併せて読みたい(経営者・専門家のテレビ出演者)
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- 高取優二(腎臓専門医)の経歴と著書|埼友八潮クリニック院長
参考リンク
- ガイアの夜明け【書店サバイバル】2026/9/11 22:00 OA 番組情報ページ(テレビ東京 公式)
- 書店サバイバル ~売れない時代に本を売る~(ガイアの夜明け バックナンバー・2026年9月11日放送)
- 日経スペシャル ガイアの夜明け(テレビ東京 番組公式サイト)
- 会社概要(株式会社丸善ジュンク堂書店 コーポレートサイト)
- 2025年3月20日、淳久堂書店 ららぽーと台北南港店がオープンしました(丸善ジュンク堂書店 公式お知らせ)
- 株式会社丸善ジュンク堂書店 代表取締役社長 西川 仁(社長名鑑 業界特集記事)
- 株式会社丸善ジュンク堂書店 の企業情報(社長名鑑)
- 【最新号案内:2025年1月9日号】丸善ジュンク堂書店・西川仁社長 新春インタビュー(新文化オンライン)
- 【人事】丸善ジュンク堂書店、西川仁氏が常務取締役に(新文化オンライン・2023年5月9日)
- 丸善ジュンク堂書店 西川仁常務が社長に新任(The Bunka News デジタル・2024年5月16日)
- 西野亮廣、約100店舗展開する丸善ジュンク堂書店の救世主に!? 社長に授ける秘策とは(GOETHE・2026年5月21日)
- 丸善ジュンク堂書店(Wikipedia)
