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玉川祐子(曲師)の年齢と経歴|103歳・現役最高齢の浪曲三味線

2026年9月22日(火)昼1時放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、浪曲師の玉川太福さんと一緒に登場したのが玉川祐子(たまがわ ゆうこ)さんです。放送日時点で103歳。「曲師(きょくし)って何?」「100歳を超えて現役って本当?」と思った方も多いのではないでしょうか。

※2026年9月23日更新:9月22日の放送を確認し、放送内容を追記しました(放送はこちら)。

玉川祐子さんは、浪曲で三味線を弾く「曲師」で、現役最高齢の曲師として知られています。17歳で浪曲の世界に入り、三味線を弾き続けて80年以上になります。

この記事では、次の3点がわかります。

  • 玉川祐子さんの年齢・生年月日・出身地などの基本プロフィール
  • 曲師とはどんな仕事で、玉川さんがどんな経歴をたどってきたのか
  • 一緒に出演する玉川太福さんとの関係と、『徹子の部屋』の放送情報

日本浪曲協会の公式プロフィール、笠間市の広報、出版社の書誌情報、大手メディアのインタビュー記事など、出典のある情報だけをまとめています。

玉川祐子のプロフィール早見表(生年月日・年齢・出身地・職業・師匠)
玉川祐子のプロフィール早見表(本文の一次情報から作成)
目次

玉川祐子の年齢は?プロフィール

まず基本情報からです。

名前 玉川 祐子(たまがわ ゆうこ)
生年月日 1922年(大正11年)10月1日
年齢 放送日(2026年9月22日)時点で103歳。10月1日で104歳
出身地 茨城県笠間市片庭
職業 曲師(浪曲の三味線奏者)
師匠 鈴木照子
本名 中村りよ

生年月日と出身地は、日本浪曲協会の公式プロフィールに「大正11年(1922年)10月1日」「茨城県笠間市片庭」と書かれています。2022年の東京新聞の記事でも同じ生年月日が紹介されており、資料どうしで一致しています。

誕生日は10月1日なので、9月22日の放送時点ではまだ103歳です。放送から9日後に104歳になります。『サライ』の2026年のインタビューでも「103歳(10月で104歳)」と紹介されています。

本名の「中村りよ」は『サライ』のインタビューに記載があります。日本浪曲協会のプロフィールによると、芸名は「鈴木照千代」→「高野りよ」→「玉川祐子」と変わってきました。

玉川祐子の職業「曲師」とは?

浪曲(浪花節)は、語りと節で物語を演じる「浪曲師」と、その横で三味線を弾く「曲師」の2人で舞台をつくる芸です。曲師は、浪曲師の語りの呼吸に合わせて三味線を弾き、場面の空気をつくる役割を担います。

玉川さんは、この曲師を80年以上続けてきました。笠間市の広報紙『広報かさま』では「三味線を弾き続けて80年以上!現役最高齢」と紹介されています。

いまも浅草の浪曲の定席「木馬亭」の舞台に立っており、『サライ』のインタビューでは、数か月に1度、三味線を手に浅草へ向かう様子が紹介されています。

玉川祐子の経歴|17歳で入門し、100歳を超えて現役

日本浪曲協会のプロフィールと、『サライ』『東京新聞』のインタビュー記事をもとに、時系列でまとめます。

1922年 茨城県(現在の笠間市)に生まれる
1940年 17歳で浪曲師・鈴木照子に入門(芸名「鈴木照千代」)
1941年 三ノ輪の三友亭で初舞台
1942年 浪曲師から曲師に転向(芸名「高野りよ」)
1963年 銀座に移り、芸以外の仕事をする(サライ)
1970年 浅草の定席の復活をきっかけに、曲師の活動を再開(サライ)
1972年 曲師として木馬亭に初出演(日本浪曲協会)
1975年 浪曲師・玉川桃太郎と再婚し、「玉川祐子」に改名
2015年 約40年コンビを組んだ桃太郎が亡くなる。その後も若手浪曲師の三味線を弾き続ける
2022年8月 著書『100歳で現役!』(光文社)を出版
2024年2月 故郷・笠間市の「かさま応援大使」に就任

入門のきっかけはレコード店から流れてきた浪曲

日本浪曲協会のプロフィールによると、入門のきっかけは「小学校を卒業後、子守の奉公に行き、隣のレコード店から浪曲が流れてくるのを聴いた」ことでした。東京新聞の記事でも、17歳で上京して浪曲の修業を始めたと紹介されています。

※曲師に転向した時期は資料で書き方が違います。日本浪曲協会のプロフィールは「昭和17年(1942年)」、婦人公論.jpの著者紹介は「入門の翌年」、東京新聞は「修業半年で曲師の道へ」としています。この記事の年表は、公式プロフィールである日本浪曲協会の「1942年」を採用しています。

玉川桃太郎と40年コンビを組んだ

いまの芸名「玉川」は、1975年に再婚した浪曲師・玉川桃太郎さんに由来します。光文社の書籍紹介によると、2人は桃太郎さんが2015年に亡くなるまで相三味線のコンビを組んでいました。その後も、玉川さんは若手浪曲師の三味線を務めています。

※結婚については、ご本人が芸名や芸歴の説明として公表している範囲だけを書いています。それ以外のご家族に関することは、この記事では扱いません。

弟子の港家小そめさんを育てている

浪曲師の港家小そめ(みなとや こそめ)さんは、玉川さんの「預かり弟子」です。『婦人公論』には、2人の対談が2023年3月1日に掲載されています。100歳を超えてなお、次の世代に芸を伝える立場にいます。

玉川祐子と玉川太福の関係は?

『徹子の部屋』で一緒に出演する玉川太福(たまがわ だいふく)さんは、新潟県出身の浪曲師です。公式サイトによると、2007年に二代目玉川福太郎に入門し、2026年には芸術選奨の文部科学大臣新人賞を受けています。

2人は師弟ではありません。演芸ライターのサイト「演芸のまわり、うろちょろ。」(2020年11月)によると、玉川祐子さんは太福さんの師匠・福太郎の、そのまた師匠の弟弟子の妻にあたり、祐子さんにとって太福さんは孫のような存在。祐子さんは太福さんを「ダイちゃん」と呼んでいるそうです。

太福さんは、祐子さんとのやりとりを題材にした新作浪曲をつくっています。

  • 「祐子のスマホ」…祐子さんがガラケーからスマホへ買い替えるため、太福さんに携帯ショップへの付き添いを頼む話
  • 「祐子のセーター」…祐子さんが太福さんの娘さんのためにセーターを編む話

太福さんの公式サイトの演目一覧にも「玉川祐子伝(セーター編・スマホ編)」として載っています。検索候補に「玉川祐子 スマホ」が出てくるのは、この浪曲がきっかけです。

玉川祐子の著書『100歳で現役!』

書名 100歳で現役! 女性曲師の波瀾万丈人生
著者 玉川祐子、杉江松恋
出版社・発売 光文社/2022年8月
ページ数・価格 232ページ/1,650円(税込)
ISBN 978-4-334-95324-9

書評家の杉江松恋さんが聞き手となってまとめた、玉川さんの半生の本です。光文社の書籍紹介には「生まれ変わったら、やっぱり浪曲師になりたいな」という言葉が掲げられています。

杉江さんのコラム「杉江松恋不善閑居」によると、この本の出版をきっかけに故郷でも玉川さんのことが知られるようになり、「かさま応援大使」への就任につながりました。2024年6月2日には、笠間市で就任記念公演が開かれ、予約の120席は売り切れたと書かれています。

長生きの秘けつは「くよくよせず、人に感謝する」

東京新聞の記事で、長生きのこつを聞かれた玉川さんは「くよくよせず、人に感謝する」と答えています。『サライ』のインタビューでも、1日無事に過ごせたら寝る前に「今日はありがとうございました」と口にすること、そして編み物を日課に挙げています。

同じインタビューでは、2024年の記念公演のあとに転倒して腰の骨を痛め、半年ほど入院したことも本人が語っています。それでもリハビリ中から「またひとり暮らしをする」と前を向き、舞台に戻ってきました。

玉川祐子について公表されていないこと

調べたうえで、確認できなかったことも書いておきます。

  • 学歴 — 「小学校を卒業後に奉公へ」という記載までで、それ以上は出ていません
  • ご家族の詳細 — ご本人が経歴として語っている範囲(玉川桃太郎さんとの再婚など)を超える内容は、この記事では扱いません
  • 現在の暮らしの詳細 — 放送で「一人暮らし」であることは本人が話していますが、住まいなど具体的なことは扱いません
  • 顔写真の掲載 — 本記事では肖像権に配慮し、人物写真は掲載していません

玉川祐子が『徹子の部屋』に出演!放送内容は?

放送は予定どおり行われました。TVerのエピソードページの出演者欄にも「黒柳徹子 玉川祐子 玉川太福」と記載され、出演が確定しています。

番組名 徹子の部屋
放送日時 2026年9月22日(火)13時00分〜(24分)
放送局 テレビ朝日系
サブタイトル 〈玉川祐子 玉川太福〉103歳!現役最高齢の浪曲の曲師!波乱万丈な三味線人生
司会 黒柳徹子
ゲスト 玉川祐子、玉川太福
見逃し配信 TVerで2026年9月29日(火)15時00分まで

放送では浪曲版「男はつらいよ」を披露

TVerの番組説明によると、番組は浪曲の披露から始まり、スタジオでは太福さんの持ちネタである浪曲版の「男はつらいよ」が披露されました。玉川さんの生い立ち(実家は貧しい農家、小学校卒業後に子守奉公、奉公先の隣のレコード店から流れる浪曲に心を奪われて上京)、そして浪曲師としてスタートしたものの「声が悪い」と言われて曲師に転向したという経緯も紹介されています。一人暮らしの私生活と元気の秘訣も語られました。

「人生いろいろ。でも今が一番幸せ」

ライブドアニュースの記事によると、黒柳徹子さんは「103歳、すごいですよね。もうじき104歳になろうという方が現役で…」と驚きの言葉を口にしました。玉川さんは太福さんについて「人柄がいんだよ。これマジでね」と絶賛し、自身の人生については「人生いろいろ。でも今が一番幸せ」と語っています。

黒柳さん(1933年生まれ)より年上のゲストという珍しい回でもあり、放送後はネット上でも話題になりました。

放送から9日後の10月1日が玉川さんの104歳の誕生日です。

まとめ:玉川祐子は80年以上三味線を弾き続ける現役最高齢の曲師

  • 玉川祐子さんは1922年10月1日生まれ・茨城県笠間市出身。放送日時点で103歳、10月1日で104歳になる現役最高齢の曲師です
  • 17歳で浪曲師・鈴木照子に入門し、まもなく曲師へ転向(日本浪曲協会のプロフィールでは1942年)。1975年に浪曲師・玉川桃太郎と再婚して「玉川祐子」となり、2015年まで40年コンビを組みました
  • 浪曲師の玉川太福さんとは師弟ではなく「孫のような」間柄。太福さんの新作浪曲「祐子のスマホ」「祐子のセーター」のモデルです
  • 『徹子の部屋』は2026年9月22日(火)昼1時に放送され、スタジオで浪曲版「男はつらいよ」が披露されました。TVerでの見逃し配信は9月29日(火)15時までです

併せて読みたい(『徹子の部屋』に出演した演芸の人)

参考リンク

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