※2026年9月28日更新:放送後の配信(TVer)の内容と、アジア大会の途中結果を追記しました。
2026年9月27日(日)夜に放送された『情熱大陸』(MBS/TBS系)は「セパタクロー男子日本代表▽"空中の格闘技"アジア大会金メダルへ」。番組の紹介文でこのチームの代表監督として名前が挙がっているのが、寺島武志(てらしま たけし)さんです。「セパタクローの監督って、どんな人?」と思った方も多いのではないでしょうか。
寺島さんは、元セパタクロー日本代表のアタッカーで、タイのプロリーグで日本人選手として戦った経験を持つ指導者です。2025年7月の世界選手権では、監督として男子日本代表を初の世界一に導きました。
この記事では、次の3点がわかります。
- 寺島武志さんのプロフィール(読み方・生年月日・年齢・所属)
- サッカーの名門クラブからセパタクローへ転向し、タイのプロリーグで戦った経歴
- セパタクロー日本代表監督としての実績と、『情熱大陸』の放送内容
JOC(日本オリンピック委員会)の選手プロフィール、インタビュー記事、自治体の発表、番組表など、出典のある情報だけをまとめています。

寺島武志とは?プロフィール
まず基本情報からです。
| 名前 | 寺島 武志(てらしま たけし) |
|---|---|
| 生年月日 | 1982年11月4日 |
| 年齢 | 43歳(放送日2026年9月27日時点) |
| 現在の肩書き | セパタクロー男子日本代表 監督 |
| 選手時代 | 日本代表のアタッカー/タイのプロリーグでプレー |
| 最終学歴 | 日本体育大学 |
| 出身 | 東京都(※下の注記を参照) |
| 身長・体重 | 167cm・62kg(2018年アジア大会のJOC登録) |
| 所属 | 阪神酒販株式会社(2018年アジア大会のJOC登録) |
| 出演番組 | 『情熱大陸』2026年9月27日(日)よる11時30分〜(MBS/TBS系) |
生年月日・身長・体重・所属は、JOCが公開している2018年ジャカルタ・パレンバン アジア大会の選手プロフィールによるものです。
※出身地は資料によって書き方が異なります。スポーツ写真家・髙須力さんの記事(VICTORY、2018年)は「1982年、東京都出身」、JOCの2018年大会のプロフィールは出生地が「奈良県」です。高校サッカードットコムのインタビュー記事のプロフィール欄には「東京都足立区(奈良県天理市生まれ)」とあり、生まれが奈良県・育ち(出身)が東京都という意味で両方の記載が両立します。Wikipediaも「東京都足立区西新井出身」としています。
寺島武志の経歴|サッカー少年がセパタクロー日本代表になるまで
「寺島武志 経歴」で調べている方向けに、時系列で整理します。
| 1982年11月4日 | 誕生 |
|---|---|
| 小学5年〜高校1年 | 東京の名門ユース「三菱養和」でサッカーをプレー |
| 日本体育大学 在学中 | セパタクローと出会い、サッカーから転向。約半年で世界選手権の遠征メンバーに選ばれる |
| 2005年 | 世界選手権 団体で銅メダル |
| 2006年 | ドーハ アジア大会に出場 |
| 2010年 | 広州 アジア大会で団体・ダブルスの銅メダル |
| 2011年〜2017年 | タイのプロリーグで日本人選手としてプレー |
| 2014年 | 仁川 アジア大会でダブルスの銅メダル |
| 2018年 | ジャカルタ・パレンバン アジア大会に出場。日本代表は銀と銅のメダルを獲得 |
| 2022年 | この年までで現役を退く(2023年のインタビューで「去年までセパタクローの現役選手」) |
| 2025年7月 | 監督として、世界選手権(タイ・ハートヤイ)の男子クワッドで初の世界一 |
年表のメダル・出場歴は、Wikipediaの記載とJOCの選手プロフィールで確認できる範囲のものです。
三菱養和でサッカー、日体大でセパタクローに出会う
もともとはサッカー選手でした。VICTORYの記事によると、小学5年から高校1年まで、東京の名門ユース「三菱養和」でプレーしていました。
転機は日本体育大学に入ったときです。同じ記事で寺島さんは、日体大に入ったときに「この先サッカー選手としてどこまでやれるのか」と考えたことを振り返っています。そこで出会ったのが、足と頭でボールを扱い、ネット越しに蹴り合うセパタクローでした。高校サッカードットコムのインタビューは、その出会いを「なんだ、このスポーツは⁉」という見出しで紹介しています。
転向からわずか半年ほどで世界選手権の遠征メンバーに選ばれ、そこから日本代表の中心選手になっていきました。
会社員を続けながら、毎年タイのプロリーグへ
寺島さんの経歴でいちばん珍しいのが、セパタクローの本場・タイのプロリーグでのプレーです。番組表(Gガイド)でも「2011〜2017年タイのプロリーグで日本人選手として活躍」と紹介されています。
VICTORYの記事(2018年)によると、寺島さんは阪神酒販の社員として働きながら、会社の理解を得て「年に1度3ヶ月ほどの期間、タイのクラブチームに所属してプレー」していました。Wikipediaの経歴欄では、所属クラブが2011年チョンブリ、2012〜2013年カラシン、2014年チョンブリ、2015年カラシン、2016年マハーサーラカーム、2017年コーンケンと整理されています。本人は、タイでの経験を「7年間継続して経験しているので、自然と対応力が出来ている」と話しています。
寺島武志はセパタクロー日本代表の監督|世界一までの歩み
「寺島武志 セパタクロー」で調べている方がいちばん知りたいのは、監督としての今だと思います。
現役22年、2022年を区切りに監督へ
SVOLME(日本代表のウエアを手がけるブランド)が2023年8月に行ったインタビューで、寺島さんは「去年までセパタクローの現役選手をやっていまして」と話し、現役生活は「大学1年生の途中から、22年ほど」だったと振り返っています。「2022年のアジア大会で引退をしようと決めていた」とも語っており、現在は日本代表男子チームの監督を務めています。
同じインタビューでは、日本のセパタクローについて「JAPANオリジナルで勝ちたい」という考えも口にしています。監督就任の正確な日付は、確認できる資料では公表されていませんでした。
2025年世界選手権で日本初の金メダル
2025年7月22日〜27日にタイ・ハートヤイで開かれた世界選手権で、男子日本代表はクワッド(4人制)で優勝しました。番組表(Gガイド)の内容紹介は、これを「日本に競技が伝わって36年、初の快挙だった」と紹介しています。日本代表が練習拠点を置く埼玉県久喜市も、この快挙を市のホームページで紹介しています(同ページでは、2023年の杭州アジア大会で銅メダルを獲得した際に寺島監督が選手とともに市長を訪問したことも伝えられています)。
web Sportivaの記事によると、決勝の相手はベトナムでした。寺島監督は、2026年の愛知・名古屋アジア大会を最大の目標に置きながら、選手たちに「それまでのプロセスで、一度は金メダルを取っておこう」と伝えていたといいます。
目標は地元開催のアジア大会での金メダル
日本代表がいま目指しているのは、32年ぶりの自国開催となる愛知・名古屋アジア大会での金メダルです。日本セパタクロー協会の発表では、セパタクロー競技は9月20日(日)〜10月3日(土)に行われます。男子の組み合わせは次のとおりです。
| チームレグ | グループB:マレーシア・インド・フィリピン・日本 |
|---|---|
| レグ(3対3) | グループA:タイ・フィリピン・日本 |
| クワッド(4対4) | グループB:インドネシア・シンガポール・韓国・日本 |
大会では、男子チームレグが9月24日の準決勝でタイに敗れ、銅メダルを獲得しました(3位決定戦がないため、準決勝で敗れた2チームが銅メダル。中日新聞の報道)。レグ・クワッドは本記事の更新時点で、10月3日までの会期中に行われます。
『情熱大陸』の放送日(9月27日)は、ちょうどこの大会の会期中でした。番組の内容紹介では、2025年の世界一のあと、今年(2026年)5月のワールドカップでは全敗し、まさかの予選敗退だったことにも触れています。
寺島武志について公表されていないこと
調べたうえで、確認できなかったことも書いておきます。
- 結婚・家族構成 — 本人からの公表は見つかりませんでした
- 出身高校の校名 — 高校1年まで三菱養和でプレーしていたこと以上の記載は確認できませんでした
- 監督に就任した正確な日付 — 確認できる資料では公表されていません
- 顔写真の掲載 — 本記事では肖像権に配慮し、人物写真は掲載していません
寺島武志が監督を務める日本代表を追った『情熱大陸』の放送内容
番組表(Gガイド)に掲載されていた情報は次のとおりです。
| 番組名 | 情熱大陸 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年9月27日(日)よる11時30分〜深夜0時00分 |
| 放送局 | MBS/TBS系 |
| サブタイトル | セパタクロー男子日本代表▽"空中の格闘技"アジア大会金メダルへ |
| 番組表の人物欄 | 寺島武志(代表監督) |
番組の内容紹介では、オーバーヘッドでボールを蹴り出すアタックを「まるで漫画のような超人技」、ボールを受ける相手の体感速度は140km/hにも及ぶ「空中の格闘技」と表現しています。世界一から一転して悔しさを味わったチームが、地元開催のアジア大会で金メダルを目指す姿を追う回です。
放送後の配信(TVer)の番組紹介
放送後、この回はTVerで「セパタクロー男子日本代表(#1421)」として配信されています(2026年10月4日(日)よる11時15分まで)。配信ページの番組紹介には、「代表監督は2011〜2017年タイのプロリーグで日本人選手として活躍した寺島武志」と明記されています。
番組紹介によると、チームの鉄壁のフォーメーションは強豪国に徹底的に研究され、2026年5月のワールドカップは全敗で予選敗退。その後、2026年8月の世界選手権で再び頂点を目指す選手たちの姿を追った回です。国内のセパタクローの競技人口は約2000人と紹介されています。
※TVerの出演者欄に載っているのはナレーションの窪田等さんのみです。寺島武志さんの名前は、番組紹介の本文(放送前の番組表と同じ内容)にもとづいています。
まとめ:寺島武志はタイのプロリーグを知るセパタクロー日本代表監督
- 寺島武志さんは1982年11月4日生まれ。日本体育大学出身で、元セパタクロー日本代表のアタッカーです
- 三菱養和でサッカーをしていた経歴を持ち、日体大でセパタクローに転向。会社員を続けながら2011〜2017年にタイのプロリーグでプレーしました
- 現役を退いたあとは男子日本代表の監督に。2025年の世界選手権で初の世界一に導き、2026年の愛知・名古屋アジア大会で金メダルを目指しています
『情熱大陸』は2026年9月27日(日)に放送されました。見逃した方はTVerの配信(10月4日(日)よる11時15分まで)で視聴できます。アジア大会の残りの種目の結果とあわせて、ぜひチェックしてみてください。
併せて読みたい(『情熱大陸』に出た人)
- 大澤孝将の経歴と大学|ビリヤニ大澤を開いた長野出身の職人(2026年9月20日放送回に登場)
- 杉山慎(雪氷学者)の経歴と著書|協力隊を経て北大教授、国際雪氷学会会長(過去の『情熱大陸』に登場)
参考リンク
- 寺島武志(セパタクロー)プロフィール|ジャカルタ・パレンバンアジア大会|JOC
- 寺島武志(セパタクロー)|仁川アジア大会|JOC
- 寺島武志 – Wikipedia
- 『セパタクロー』日本代表エース・寺島武志の生き様(前編)|VICTORY(2018年)
- 選手から監督へと転身した寺島武志氏が語る 日本セパタクローの今までとこれから。|SVOLME
- 「なんだ、このスポーツは⁉」セパタクロー元日本代表の寺島武志氏がサッカーから転身した理由|高校サッカードットコム(2023年)
- セパタクロー日本代表が強豪国の仲間入りを果たせたワケ|web Sportiva(2025年10月16日)
- セパタクロー男子日本代表(猿飛JAPAN)が世界一に輝く快挙を達成!|久喜市
- 【抽選結果】第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)|日本セパタクロー協会
- 情熱大陸 セパタクロー男子日本代表(#1421) 9月27日(日)放送分|TVer
- アジア大会セパタクロー男子チームレグ、日本が銅メダル 準決勝でタイに敗れる|中日新聞Web
- 情熱大陸|番組表.Gガイド
